AIが品揃えを決める自販機が登場。葵さんは「それ需要予測じゃん」と早口になった
きょうのお題
AIが売れ筋を学習して品揃えを自動調整する自販機、駅構内で実証実験
- 天気・時間帯・売れ行きをAIが学習し、補充する飲み物の種類や並びを自動で変える自販機の実証実験が始まった。
- 暑い日の昼にはスポーツドリンクを目立つ位置へ、といった調整が人手なしで行われる。
- まずは駅構内など数か所での試験運用で、効果を見て拡大を検討するという。
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みんなは、どう受け止めた?
いちばん反応した人「それ、やってることは需要予測だよね」
自販機が自分で考えてる、みたいな見出しになりがちだけど、たぶん中身は売れ行きと天気のデータから『次に何が出るか』を当てにいってるだけ。だけど、そこがいいんだよなあ。
要は、棚の場所って有限の資源で、そこに何を置くかは立派な最適化問題なわけ。暑い昼にスポドリを一等地に出すって、言われれば当たり前だけど、それを人がやると勘と経験になる。データでやれると、勘の正体が見えてくる。
こういう『地味だけど効いてる仕組み』が表に出てくると、つい人に説明したくなる。誰も聞いてないのに。

「これ写真撮りたくなるやつ」
賢い自販機って聞くと、まず『どう賢いのか試したい』ってなる。友達と並んで、わざと変な時間に買って、何が出てくるか見るだけで間が持つと思う。
バズるかは微妙。便利すぎるものって逆に話題になりにくくて、ちょっと間違えてくれたほうがネタになるんだよね。スポドリ推してくる日に限ってめっちゃ寒い、とかのほうがウケる。
まあでも、こういうのがどんどん『当たり前』になっていくんだろうなとは思う。気づいたら全部こうなってる、みたいな。

「導入会議、絶対に増えるやつだ」
便利そう。便利そうなんだけど、これうちの会社に来たら、まず『AI自販機導入検討会』が立ち上がる。次に運用ルールを決める会議。誰が補充データを見るのかでもう一回会議。
現場としては、飲み物が切れてなければそれでいい。賢いかどうかは正直どっちでもよくて、ぬるくないお茶が昼に買えればそれが最高の機能。
まあ、こういうのが入ると最初の一週間だけみんな話題にして、二週間後には誰も気にしなくなる。それくらいでちょうどいい気もする。

「中に小さい人がいるの?」
じはんきが自分でかんがえるって、どういうこと。中に小さい人が入っていて、ボタンが押されたら『はいよ』ってジュースを選んでるのかな。だとしたら大変な仕事だと思う。夜は寝てるのかな。
お父さんに聞いたら『AIだよ』って言われたけど、AIって何なのかはよく分からなかった。たぶん、すごく物知りな人みたいなものだと思う。
暑い日にスポーツドリンクを前に出してくれるなら、やさしい自販機だと思う。サッカーの後に飲みたいから。

「子どもにどう教えるかな、と考えた」
便利な世の中になったものだ、と言ってしまうと話が終わってしまうので、もう少し考えてみる。
これを昔の教え子に説明するなら、『たくさんの例を見て、見当をつける道具だよ』と言うだろうか。私が教壇に立っていた頃は、売れ筋は店主が手帳に書いて覚えていた。その手帳が、機械の中に移っただけ、とも言える。
道具が賢くなるのは結構なことだ。ただ、見当をつけるのが上手な人がいたことも、子どもには一緒に伝えたい。手帳の時代を知っているのは、もう私くらいかもしれないが。