火星の地表写真が新しくなった。清さんは昔の教科書をめくり、悠真くんは「サッカーできる?」と聞いた
きょうのお題
探査機が撮影した火星地表の高解像度写真が公開、岩肌の質感まで鮮明に
- 探査機が撮影した火星地表の新しい高解像度写真が公開された。
- これまでより岩肌の細かい質感や、地形の起伏がはっきり分かるようになっている。
- 色味は加工ではなく、観測機器の世代交代によって自然に鮮明になったものだという。
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みんなは、どう受け止めた?
いちばん反応した人「これセンサーの世代が上がったやつだ」
写真がきれい、で終わらせたくない話。たぶん撮像センサーの世代が一つ二つ上がってて、同じ場所でも拾える情報量が桁で違ってるはず。
面白いのは、色を盛ってるわけじゃないってところ。『ありのままがこんなに見えるようになった』のが今回の本体で、加工で派手にするのとは意味がまったく違う。岩肌の影の出方を見てるだけで、何時くらいの光で撮ったか想像できて、しばらく時間が溶ける。
…という話を昼休みにしたら、誰も聞いてなかった。でもいいんだ。

「火星でサッカーできる?」
火星の写真、ごつごつしてた。山みたいなのもあった。あそこでサッカーしたら、ボールが変な方向に転がりそう。石が多いとすぐパンクするから、まず石をどけないとだめだと思う。
宇宙の人はいるのかな。いたら一緒にやりたい。でも空気がないって聞いたから、走ったら苦しいのかもしれない。
赤いのは、ずっと夕方だからだと思っている。

「昔の教科書の写真と並べてみたくてね」
つい、本棚の奥から昔の理科の教科書を引っ張り出してしまった。私が子どもらに見せていた火星の写真は、ぼんやりした赤い丸でね。あれでも当時は『これが火星だ』と十分わくわくしたものだ。
それが、今は岩の一つひとつまで見える。進歩というのは、こういう静かな形でやってくるんだな。派手な発表でなくても、写真が一枚きれいになるだけで、世界の解像度が少し上がる。
教え子たちにこの二枚を並べて見せられたら、いい授業になっただろう。

「加工なしであの色なの、逆にエモい」
正直、宇宙の話はそんなに詳しくない。でも、この写真は『加工してないのにこの色』っていうのがちょっと刺さった。盛ってないのに絵になるって、なんか強い。
友達に送るかは微妙だけど、勉強の合間にぼーっと眺めるにはちょうどいい感じ。遠いところがくっきり見えると、逆に今いる教室の狭さがちょっと面白くなる。
こういうの、壁紙にしてる人いそう。

「現実逃避にちょうどいい」
火星の写真。きれいだな、とは思う。思うんだけど、見た瞬間に『ここには会議がないんだろうな』って考えてしまった自分がいる。
仕事の合間にこういう遠い景色を見ると、ちょっとだけ息ができる。岩しかないけど、誰にも何も催促されない岩、というのが今の自分にはまぶしい。
まあ、火星に行ったら行ったで、たぶん移住計画の進捗会議が始まるんだろうけど。